TOEICの単語対策

英語学習

 TOEICは日本社会で英語力を示すために用いられることが多く、TOEICのスコアが高ければ就職や転職、そして昇進に有利になることが多いです。しかし、それまで英語をあまり勉強してこなかった人にとっては、どこから勉強すればいいのかわからないことでしょう。そこで、今回はTOEIC対策のための単語学習について紹介します。

TOEIC対策における単語暗記の意義

 TOEICは英検のように「級」といったものはなく、スコアが300点の人も900点の人も同じ問題を解きます。そのため、問題によっては英語初心者の方が知るはずもない単語が出てきます。一つの文で分からない単語が2つ3つと出てくると、文の意味がとりづらくなり、意味の取りづらい文が何文も出てくると文章全体の意味が分からなくなるので、単語を覚えれば覚えるほどTOEICの点は取りやすくなります。

Alphabet Fridge Magnets Cut Out on White.

単語暗記のための方法

 どの英語試験の対策でもいえることですが、いい結果を残すためには頻繁に出てくる単語から覚えることが大切です。単語暗記にはいろいろな方法がありますが、「TOEICで高いスコアを取る」ということを目的にする場合は、①自分の単語力のレベルを知る ②自分のレベルにあった単語を覚える の順に暗記していくとよいでしょう。次からの項目では、①②それぞれどのように行えばよいかということについて紹介します。

自分の単語力のレベルを知るためには

 TOEICは認知度の高い試験であるため、目標とするスコア毎の単語対策本がたくさん発売されています。まだTOEICを受けたことがない方は、後ほど紹介する単語帳を本屋などで手に取ってもらい、手に取った単語帳のうち知らない単語がどれだけあるかチェックをしてみてください。

チェックするときは必ずレベルが低い単語帳から順番にチェックしてください。手に取った単語帳に記載されている単語のうち、ざっと8割くらいの単語を知っていれば、その単語帳の目標とするレベルは暗記できていることになります。

逆に、手に取った単語帳に載っている単語のうち、ご自身が既に知っている単語の数が8割を大きく下回る場合であれば、その単語帳の目標とするレベルを達成できていないと判断できますので、それらの単語を暗記する必要があります。単語帳選びの参考にしてください、

自分のレベルにあった単語を覚える

 前の項目で紹介した方法などを用いてご自身の単語力のレベルを知った後は、そのレベルに対応する教材を使って単語暗記を進めていくことがよいでしょう。

なお、必ずご自身のレベルにあった単語帳などを用いて暗記するようにしましょう。例えばTOEIC500点取得が目標の単語帳と、600点取得が目標の単語帳に載っている単語を比べると、TOEIC500点取得が目標の単語帳に載っている単語のほうが、テスト本番でよく出てきます。テスト本番で出てくる頻度が高い単語から順番に覚えたほうが得点がとりやすくなるので、必ずレベルが低いほうの単語帳などから順番にマスターしていくようにしましょう。

お勧めの単語暗記方法については、以前記事にまとめましたので、こちらも参考にしてください。

【英語力の基礎作り】単語暗記の勉強法 | くーちゃんの英語学習塾 (kuuchan-blog.com)

おすすめの単語帳

 TOEICの単語帳は様々なものが販売されています。「単語学習の方法は分かったけど、どの教材を使えばいいかわからない!」という方向けに、私が実際に使ってみてよかったものを紹介しますので、単語帳を使って単語を勉強しようとする方は利用を検討してみてください。

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まとめ

 今回はTOEICテスト対策としての単語学習法について紹介しました。私は語彙力は英語力の基礎の基礎となる大切な部分であると考えています。皆さんも基礎をがっちりと固めて、目標とするTOEICのスコアを取得していきましょう!

それではまた今度。

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