こんにちは。くーちゃんです。英語を学習していると、”at”、”in”、”on”など日本語にすると「~で」「~の中に」「~の上に」と訳せるような単語に出会うと思います。これらは「前置詞」と呼ばれ、使われる文脈によって日本語ではいろんな意味に訳されます。
そのため、これら前置詞を使う際に「この場合、どれを使えばいいんだっけ?」となったり、「この前置詞はこの場合にどう訳せばいいんだ?」となってしまいがちです。このことから英語の勉強が嫌になる方も中にはいるかもしれません。
しかし、前置詞の意味は「ひとつの核となるイメージ」に基づいていることがほとんどです。この「一つの核となるイメージ」を理解することで、悩むことがかなり少なくなります。
今回は、そんな前置詞の中から”at”を例にとって、その意味の核となるイメージと、そこから派生してどんな場合に使うのか、日本語に訳したらどういう意味になるのか、ということについて紹介します。
前置詞”at”の核となるイメージとは?
”at”のイメージは右図のようなものです。×印が示す1点、これが”at”が持つ意味の核となるイメージです。次にあげる例文をご覧ください。
① I got up at seven this morning.
私は今朝、7時に起きた。
②We had lunch at the restaurant yesterday.
昨日、私たちはそのレストランで昼ご飯を食べました。

例文のアンダーラインを引いた個所を見てください。”at seven”「7時に」とありますが、「7時」は「6時55分」でも「7時1分」でもありません。「7時」は「7時」、つまり”at seven”は「7時」という1点を指しています。
“at the restaurant”も同じです。この文を読み上げている人は、「そのレストランで」という言葉を、1つの特定のレストランをイメージして言っています。つまり、昼ご飯を食べた場所は、ほかのどの場所でもなく「そのレストランである!」という1点を指しているのです。
イメージを完全につかみきることは難しいとは思いますが、”at”は「点」を指すということを頭の隅に置くようにしてください。
“at”を用いた表現
”at”の基本イメージをつかんだら、次に”at”を用いた表現をいくつか見ていきましょう。かっこの中に意味のもととなるイメージを書きますので、参考にしていただければと思います。
① lookl at ~ :~を見る、目をやる(→「~という1点に目をやる」というイメージ)
② laugh at~ :~を笑う(→「~という1つの対象を笑う」のイメージ)
③ not ~at all :全く~でない(→「全ての点に対して(at all) ~でない(not)」のイメージ)
④ at a time :一度に(→「1つの時点で」のイメージ)
⑤ at times : 時々(→「複数の時点で」のイメージから。timesが複数形であることから)
ほかにもたくさんの表現がありますが、紹介しきることができる数ではないので、これくらいにしておきます。どの表現にも”at”がもつ「一点」のイメージが表れていると思います。これらの表現を用いた例文も見ておきましょう。
① Look at that man wearing a black hat. 黒い帽子をかぶっているあの男の人を見て。
② They all laughed at the new student. 彼らはみんな転校生を笑った。
③ She was not a good student at all. 彼女は全くいい学生ではなかった。
④ You can’t hold so many things at a time. 一度にそんなにたくさんのものを持てないよ。
⑤ I hang out with her at times. 私は彼女と時々遊びに行く。
前置詞のイメージをつかんで表現を豊かにしよう!
今回は前置詞”at”の基本イメージと、簡単な表現をいくつか紹介しました。一度イメージをつかむと、どの場面でどの前置詞を使うのがいいかなんとなく分かってきます。その第一歩として”at”→「点」のイメージをもっていろいろな表現を見てください。
最後に前置詞のイメージをつかんだり、英語全般のイメージをつかむのに役に立つ本を紹介したいと思います。この本を取るまで、私は英語の文法書の類を読むことがあまり好きではなかったのですが、この本は本当に読み進めやすいです。ご興味がある方は一度手に取られてもいいと思います。
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それでは今回はこのあたりで失礼します~
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