こんにちは。くーちゃんです。基本動詞を使いこなすシリーズの第九弾をやっていきたいと思います。「基本動詞って何?」という方は以前書いたこちらの記事をご覧ください。
それでは今回も基本動詞の使い方を勉強していきましょう。
基本動詞”have”を使いこなそう!
今回紹介する基本動詞は”have”です。皆さんが初めに覚えるこの単語の意味は「~を持っている」でしょう。しかし、この単語の守備範囲は日本語の「持っている」よりも広いです。「子どもがいる」「動物などを飼っている」「(風邪などに)かかっている」など様々なことを、この単語ひとつで表すことができます。
ほかにも、次に紹介するような表現でも使えます。
have + 目的語 + 動詞原型
”have + 目的語(人など) + 動詞原型”で「(人など)に~してもらう、(人など)に~させる」という意味になります。「(人など)が~しているという状態を持っている」というイメージから変化したこともあってか、「当然やってもらうべきことをさせる、してもらう」というニュアンスを持ちます。
have + 目的語 + 過去分詞
”have + 目的語(人・物など)+過去分詞”で、「(物など)を~してもらう」という意味になります。一つ上の項目で紹介した表現とよく似ていますが、違いはあります。一つ上の表現では、目的語の後ろにくる動詞が表す動作をするのは、「目的語」にきた人などです。一方、この項目で紹介している表現では、「目的語」にきた人やモノなどは、後ろの動詞が表す動作をされる側です。
言葉だけだと理解が難しいと思うので、下の例も参考にしてください。
ざっくり言うと、「目的語」が「~する」のか「~される」のかの違いで、動詞が原型になるか過去分詞になるか変わってくる、ということです。
この項目で紹介する表現の例文をもう少し見ていきましょう。
ちなみに、ヘアサロンなど自分以外の人に髪を切ってもらった場合は②の表現を使います。
” I cut my hair yesterday.”とすると、「昨日、(自分で)髪を切った。」という意味になります。器用な方ですね。
have on
「接触」をあらわす”on”と組み合わせることで、「~を身に着けている」という意味になります。”wear”と同じような意味を表します。
そろそろ基本動詞を好きになってきましたか?
今回は基本動詞”have”について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?今回紹介したもののほかにも、多くの表現がありますので、いろいろな英文に触れてみて、「こんな使い方もあるのか」という経験を積んでいくのがよいかと思います。
最後に、このシリーズを記事では恒例となりました、以下の書籍を紹介したいと思います。
|
この本は、基本動詞の使い方とその練習がたくさんできる本で、書かれてあることを何度も練習することで、確実に英会話力が伸びます。個人的には、中学生で英語の勉強を始めた時にこの本と出会いたかったと思います。
もちろん、この本を用いずとも、辞書の例文などを参考に勉強していくことも可能です。引き続き勉強して、ぜひ楽しく英語力を身に着けて行ってくださいね。
それでは今回もありがとうございました。
コメント