【話せる英語】基本動詞の使い方④

英語学習

 こんにちは。くーちゃんです。基本動詞を使いこなすシリーズの第四弾をやっていきたいと思います。「基本動詞って何?」という方は以前書いたこちらの記事をご覧ください。

【話せる英語】基本動詞の使い方①
こんにちは。くーちゃんです。 突然ですが、皆さんは英語を話せますか?最近では、帰国子女ではない純日本人でも英語が話せる人が増えてきていますが、まだまだ少ないのが現状です。 なぜ、日本人は英語の勉強を長い間やっているのに、話せるようにならない...

それでは今回も基本動詞の使い方を勉強していきましょう。

基本動詞”take”を使いこなそう!

 今回の主役は”take”です。恒例の核となる意味のイメージを見てみましょう。”take”の意味のイメージは「手に取る、つかむ」です。ここから発展して、「自分の中に取り込む」「選ぶ」という意味にもなります。「(自分で)手に取る」→「選択する、取り込む」といったイメージでしょうか。

 He took his pen. 彼はペンを手に取った。

 I”ll take this one. これにします。(※お店で「これを買います」というときなどに使う)

2つ目の例文は、「選択する」という意味で使われていることが分かりますね。「これを選択します」→「これにします」という具合です。

“take”の基本イメージがつかめたら、前置詞等との組み合わせを見てみましょう。

take off

 ”take”「手に取る」+”off”「離れて」が組み合わさると「手に取って離れる」→「~(衣類など)を脱ぐ」という意味になります。「~」には服・靴・帽子などの身に着けるものを置くことができます。

 Please take off your shoes when you go into the room. 

 その部屋に入るときは靴を脱いでください。

ちなみに、ここでの語順は “take your shoes off” としても問題ありません。

また、「手に取って離れる」のイメージから、”take a day off”「(仕事などを)一日休む」という意味になります。ほかにも”take off 5 kilograms” 「5キロ減量する」などにも使えます。

すべて基本の意味は「手に取って離れる」のイメージです。

take down

 「下へ」という意味の”down”と組み合わせて”take down”とすることで、「手に取って下へ」→「(ものなどを)下ろす」「(建物などを)取り壊す」「(メモなどを)書き留める」という意味で使うことができます。

 Can you take down the box on the shelf? 棚の上にある箱を下ろしてもらえる?

 The building was taken down last year. その建物は昨年取り壊されました。

 I took down notes not to forget what the teacher said. 

 先生が言うことを忘れないように、私はメモを取った。

take 人(もの) to ~

 この表現は「人(もの)を~に連れて行く」という意味です。

 I will take you to the station. 駅まで連れて行くよ。

この表現は、比喩的・擬人的な表現としても使うことができます。

 This train will take you to your destination. この電車で目的地に行けますよ。

                      (この電車はあなたを目的地まで連れて行きます。)

 His hard effort took him to the position. 一生懸命努力したことで、彼はその地位に就いた。

                     (彼の懸命な努力は彼をその地位に連れて行きました。)

take in

 ”in”「~の中」と組み合わせて”take in”とすることで、「中に入れる」ということを表します。

  It’s started raining. Mike, take the laundly in! 雨が降り始めた。マイク、洗濯物を取り込んで!

「自分の中に取り込む」という意味から「(栄養などを)摂取する」「(人の話などを)理解する」という意味にもなります。

 He didn’t take in the presentation. 彼はプレゼンを理解できなかった。

まだまだ使い方がいっぱいの”take”

 今回は”take”の使い方について紹介しました。今回紹介しきれなかった使い方もありますので、興味が出てきた方は辞書などで調べてみてくださいね。

また、英語を話せるようになるためには反復練習が大切です。今回紹介した例文の一部の単語を入れ替えたりしながら、自分好みの文章を作って、何度も口に出して練習しましょう。練習を続ければ必ず効果が出ます。

ご自分で例文を考えるのが面倒だという方は、基本動詞の使い方と例文が載っていて、日本語→英語への変換トレーニングもできる書籍も出ていますので、ご使用を検討してみてもいいと思います。

それでは楽しく英語を学習してくださいね~。

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