こんにちは。くーちゃんです。基本動詞を使いこなすシリーズの第二弾をやっていきたいと思います。「基本動詞って何?」という方は以前書いたこちらの記事をご覧ください。
それでは今回も基本動詞の使い方を勉強していきましょう。
基本動詞 “get” を使いこなそう!
”get”の基本的な意味のイメージは「手に入れる」「つかみ取る」というものです。日本語でもよくつかわれる意味ですよね。ただし英語の”get”の使い道は、日本語での使い方よりもかなり多いです。順番に見ていきましょう。
get on ~ / get off ~
まず初めに、”get on ~(乗り物など)”で「~に乗る」という意味になります。
Get on the next bus. 「次のバスに乗りなさい。」
これは “on the next bus” 「次のバスの上に」いるような状態を「つかみ取る」→「次のバスに乗る」と考えればわかりやすいのではないでしょうか?(余計分かりにくいですかね笑)
“on”の反対の言葉”off”と”get”を組み合わせてあげると、「~から降りる」という意味になります。
We got off tha train at that station. 「私たちはあの駅で電車から降りました。」
こちらは”get on~”の意味が理解できていれば、その反対の意味ということで理解しやすいのではないでしょうか?
この”get on~””get off~”という表現は、留学中に日本人以外の友達とお出かけするときにとても役に立ちました。有名な表現なので知っている方も多いかもしれませんが、知らなかった方はぜひ覚えて使ってみてくださいね。
get to ~
次は”get to~”について。これは「~に到着する」という意味になります。
We’re getting to the station in five minutes. あと5分で駅に着きます。
“to”は「到達点」を表す意味があるので、これが”get”の「つかみ取る」というイメージと組み合わさり、「到達点を+つかみ取る」→「~に到着する」という意味になるというわけです。
get + 形容詞
形容詞は”be”との組み合わせで「~(という状態)である」という意味を表しますが、”get”と組み合わせると「~(という状態)になる」という意味になります。
It’s getting cold these days. 最近寒くなってきた。
Get ready for the dinner. 晩ごはんの準備をして。
この”get + 形容詞”の表現は、私自身とてもよく使います。何かと自分の感じていることや意図を伝えるのに便利ですので、皆さんもぜひ試してみてください。
get + 動詞の過去分詞形
次にとても役に立つ表現”get + 動詞の過去分詞形”です。これは「~される」という受け身の意味になります。
I got injured in the crash. その事故でケガをしました。
“injure”は「~を傷つける」という意味ですので、”get injured”で「傷つけられる」→「ケガをする」という意味になります。
この表現は様々な動詞と組み合わせることで、いろいろなシーンで使うことができます。例えば、”break”「~を壊す」の過去分詞形”broken”と組み合わせて、
The window got broken. 窓が割られました。
ということを伝えられます。
他にも”get tired”「疲れる」など本当にたくさんの使い方があります。
get up
この表現は皆さんすでにご存じなのではないでしょうか?「起きる」という意味です。
I get up at seven every morning. 私は毎朝7時に起きます。
get down
”down”は「下へ」「低いほうへ」という意味を表します。これと”get”の「つかみ取る」という意味を組み合わせると、「低いほうをつかみ取る」→「降りる」や「伏せる」という意味になります。
He got down the stairs. 彼は階段を下りた。
Mike said ” Get down!” when the enemy was about to shoot his friend.
マイクは敵が友達を撃とうとした時、「伏せろ!」と言った。
「伏せる」という意味での使い方は、アクション映画などを見ているとよく出てきます。
get across
”across”は「横切って」「渡って」「向こう側に」という意味を表します。「こっち」と「向こう」があって、その境界線を越えていく(越えてくる)ようなイメージです。これが”get”と組み合わさることで、「~を渡る」という意味になります。
Get across the street when traffic light turns green. 信号が青になったら道を渡って。
また、これから意味が派生して、「(自分の考えが相手に)渡る」→「伝わる」という意味でも使われます。
His opinion got across to his colleagues. 彼の意見は同僚に伝わった。
“get”には使い方がたくさん
以上、”get”の使い方をたくさん紹介しましたが、これでもまだすべての使い方を紹介できていません。皆さんのお手元にある辞書で”get”と調べると、もっといろんな使い方ができるということが分かるでしょう。
本当に様々なシーンで使える動詞なので、英語を話せるようになりたい方は”get”の使い方を勉強することを強くお勧めします!!
辞書で使い方を調べながら覚えていく勉強法が合わないなと感じる方は、以下のような基本動詞の使い方をまとめてくれている書籍がありますので、興味のある方は使ってみてもいいと思います。
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以上、今回はこのあたりで切り上げさせていただきます。まだまだ基本動詞の使い方シリーズを投稿していこうと考えていますので、ぜひご覧くださいね。それではまた。
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