こんにちは。くーちゃんです。基本動詞を使いこなすシリーズの第10弾をやっていきたいと思います。「基本動詞って何?」という方は以前書いたこちらの記事をご覧ください。
それでは今回も基本動詞の使い方を勉強していきましょう。
基本動詞”do”を使いこなそう!
今回紹介する基本動詞は”do”です。この単語を聞いて皆さんが想像するのは、Yes/No疑問文の答え方の一つである”Yes,I do.”という言い回しや、”Do you speak English?”はたまた”I don’t think so.”など疑問文や否定文での使い方でしょう。
この”do”は「する」という意味を持っていますが、ほかの単語との組み合わせでいろいろなことを「する」ことができます。
“do”を用いた様々な表現
”do”とほかの単語を組み合わせた表現には、以下のようなものがあります。
このように、”do”は日常生活で行う動作を表すにはうってつけの単語です。私は留学中、ホストマザー(カナダ人)に” I will wash my clothes.” や “I will wash the dishes.”と言うと、「正しくは”do the laundry””do the dishes”っていうのよ」と教えられてこれらの表現を覚えました。国籍問わず留学生間違いあるあるみたいだそうです。いくつか例文を見てみましょう。
ほかにも、日常会話でよく使う表現に次のようなものがあります。
これに対する答えは、” I’m a university student.”「大学生です」、”I work at 〇〇.” 「〇〇(会社名など)で働いています。」、” I work as an engineer.” 「エンジニアをやってます。」などです。初対面の人と話すときなどに良く使う表現です。
また、”do”の過去分詞形である”done”について、私が留学中に経験したことがあるので、併せて紹介したいと思います。
カナダでジムで、現地人に “Done?” と聞かれました。この時、私はトレーニング機器の近くで立って、小休憩を取っていたので、その方は「(この機器を使ったトレーニングは)終わった?」という意味で”Done?”と言ったのでしょう。ジムでのトレーニング終了後、辞書を引き”be done with~”で「~を終えている」という表現があることを知りました。
“Are you done with that?” 的なことを省略して”Done?”とだけ聞いてきたんでしょうね。
「間に合う、十分である」の意味の”do”
前の項目では、「する」の意味から派生した”do” の使い方についてみてきましたが、この項目では「間に合う、十分である」という意味を表す”do”を紹介します。
「やっていく、暮らす」の意味の”do”
”do”には「やっていく、暮らす」という意味の用法もあります。よく聞く表現でいうと、”How are you doing?”「調子はどう?」という使い方があります。これに対する答えは、
“I’m doing well[badly].”「いい感じだよ/よくない感じだよ」といった具合になります。
終わりに
今回は基本動詞”do”につい紹介しました。これまで知らなかった意外な表現もあったのではないでしょうか?基本動詞は本当に便利なのですが、我々ノンネイティブには使いこなすことが難しい単語であると思います。
基本動詞を使いこなすためには、その使い方を調べ何度も使ってみることが大切です。日本にいると英語を話す機会が少ないとは思いますが、辞書で例文を調べ、例文をアレンジして何度も口に出してみるという方法で練習することはできます。ぜひ、何度も口に出して使い方を練習し、基本動詞をご自身のものにしてください。そうすることで英会話力はかなり上がります。
ご自身で例文を考えることが面倒な方は、以下に紹介する本を試してみるのもいいと思います。基本動詞の使い方と例文がたくさんのっており、いろんなパターンの言い回しを練習できるのでおすすめできます。
|
それでは、これからも楽しく、コスパ良く英語学習をつづけていきましょう。
コメント