【話せる英語】基本動詞の使い方①

英語学習

 こんにちは。くーちゃんです。

突然ですが、皆さんは英語を話せますか?最近では、帰国子女ではない純日本人でも英語が話せる人が増えてきていますが、まだまだ少ないのが現状です。

なぜ、日本人は英語の勉強を長い間やっているのに、話せるようにならないのか?その原因の一つに、「基本動詞の使いこなせていない」ということがあると思います。そこで、今回は基本動詞の使い方を学んでいこうと思います。

基本動詞とは

 そもそも基本動詞とは何でしょうか?基本動詞とは、その名の通り”be, get, take”など英語を学習したことがある方ならだれでも知っている単語のことです。

これらの単語は日常生活で使われる頻度がとても高く、前置詞などと組み合わせることで、たくさんのことを表現できます。

私が留学していた時に感じたこととして、「ネイティブが話す英語を理解するのには、たくさんの単語を知っている必要はあるが、こちらが思っていることを伝えるのには、ほとんどの場合基本動詞で表現できる」ということが挙げられます。

まさに、基本動詞を使いこなせるようになることは、英語が話せるようになるための一丁目一番地なのです。

基本動詞を使いこなすためには

 基本動詞とは何かということと、その重要性について理解できた後は、その使い方を練習しましょう。基本動詞を使いこなすためには、以下の手順で勉強しましょう。

  1. 基本動詞の核となる意味のイメージをつかむ
  2. 基本動詞と組み合わせる言葉の意味をつかむ
  3. 基本動詞+組み合わせる言葉のセットがどんな意味になるか確認する
  4. 覚えたい「基本動詞+組み合わせる言葉」の意味を含む例文(日本語・英語ともに)を作り、日本語の文だけを見て、その英語訳を口で言えるようにする。

基本動詞 “be”を使いこなそう!

 基本動詞の大切さと使いこなすための勉強法を理解した後は、いよいよ実践編に移りましょう!記念すべき第一弾は、基本動詞 “be” について勉強していきたいと思います。

基本動詞 “be” の核となる意味

 ”be”の核となる意味は「イコール(A=B)」と「存在を表す」ということです。

一つ目の「イコール」については、He is cool.「彼はかっこいい。」のように、「彼=かっこいい」という関係を成り立たせる使い方です。

二つ目の「存在を表す」については、He is in London.「彼はロンドンにいます。」のように「彼」がどこにいるか説明したり、The plate is on the table.「そのお皿はテーブルの上にあります。」のようにものがどこにあるか説明するような文です。

核となる意味を理解できたところで、”be”のほかの使い方も見てみましょう!

“be”+into~

“be”の使い方で、初めて知ったときにとても感動したものがこの使い方です。

be into ~で「~にはまっている/夢中になっている」という意味を表します!すごくないですか?実際の使い方は次のようなものです。

 I’m into that video game recently. 最近、あのゲームにはまってるんだよね。

into のあとの名詞を「この本」とか「このマンガ」、「このスポーツ」、「このYoutuber」などに変えてあげれば、いろんなシーンで使えそうですよね。

ここで、なぜ be into~がこのような意味になるのか考えてみましょう。”into”は「~の中に」という意味で、そのあとにくる言葉の中に入り込んでいくような動作を表す言葉です。この意味が、”be”の存在を表す意味と結びついて「~の中に入っていく」→「~にのめりこんでいく」→「~にはまっている/夢中になっている」という意味になったと考えられます。おもしろいですよね~。

“be” + from~

 つぎは超有名な組み合わせについて。「~から」という出発点を表す”from”との組み合わせで「~の出身である」という意味を表すことができます。

 I’m from Japan. 私は日本出身です。

これはとてもなじみのある使い方ですよね。

“be” + over

 皆さんは日本語で「タイムオーバー」と聞くと、どのような状態を想像しますか?そうですよね、「時間切れで終了(終わり)」ということですよね。

このように英語の”over”には「~が終わって」という意味があります。これを”be”と組み合わせると、

 The party is over. パーティーは終わった。

というような意味になります。

もっと多くの使い方をマスターするためには

 基本動詞にはどれも当てはまることですが、”be”には前述したもののほかにもかなり多くの使い方があります。英和辞典もしくは英英辞典をお持ちの方は、”be”と引いてみると本当にたくさんの使い方があることが分かると思います。

辞書には例文も載っていますので、例文を確認して一部の単語だけ変えて自分好みの例文をたくさん作りましょう!

例文を作り終えたら、前述の通りひたすらその例文の日本語→英語訳(口で言う)を繰り返していけば、どんどん自分のものにすることができます。

辞書で例文を調べて一部の単語を変更するという手順が手間だと感じる方は、以下のような便利な書籍も出ておりますので、利用してみるのも一つの手です。

基本動詞を使いこなして英語を話そう!

 今回は、基本動詞の重要性と “be” の使い方を抜粋して説明しました。次回以降も基本動詞についての記事を書き、皆さんに基本動詞を使いこなすことの魅力について発信していきたいと思います。

私のカナダ留学初期のころは、日常で言いたいほんの些細なひとことが変に堅苦しい英語になってしまったり、いまいち理解してもらえなかったことが割と多くありました。

この問題は、私が基本動詞の使い方を勉強することでかなり解消されました。ひとそれぞれ英語を勉強する目的は異なると思いますが、「英語で海外の人と会話すること」を目標にしている方には、ぜひ基本動詞でできることの多さを知っていただき、使いこなすための勉強をしていただきたいと思います。

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