こんにちは。くーちゃんです。基本動詞を使いこなすシリーズの第三弾をやっていきたいと思います。「基本動詞って何?」という方は以前書いたこちらの記事をご覧ください。
それでは今回も基本動詞の使い方を勉強していきましょう。
基本動詞”go”を使いこなそう!
今回扱う基本動詞は”go”です。こちらも英語の勉強をしたことがある人ならだれもが知っている単語ですね。“go”の意味の基本的なイメージは「話す人がいるところや話題の中心となっている場所から離れて行く」というものです。ここがとても大事なので、しっかり覚えておいてくださいね。
I go to school on weekdays. 私は平日には学校に行きます。
もし仮にあなたがこれをほかの人に言うとすると、その時あなたは学校にいるのでしょうか?おそらくご自身や知り合いの家など学校の外でこの話をするのではないのでしょうか?
「あなた(話している人)がいる場所から離れて学校に行く」という話をしているということが分かると思います。これが”go”の基本的な使い方です。
さらに、ここから派生して、「時などが過ぎる」「物事が進む」「機械などが作動する」「なくなる」など様々な意味で用いられます。
Holidays go very quickly. 休日はあっという間に過ぎる。
All projects are going well. すべての計画はうまく進んでいる。
単純に”go”=「行く」と捉えていると理解できない使い方もある点に注意しましょう。基本が学べたところで、次からは”go”の様々な使い方に触れてみましょう。
“go” + ~ing
“go”の後ろに動詞の現在分詞(~ing)を置くことで「~しに行く」という意味を表します。”go fishing”「釣りをしに行く」、”go hiking”「ハイキングに行く」など色々な動詞と組み合わせることができます。
I will go hiking on this weekend. この週末にハイキングに行く予定です。
“go” + 形容詞
”go”+形容詞で「~(という状態)になる」という意味を表すことができます。ただし、形容詞には主に悪い状態を表すような単語が来ます。
The vegetables I bought last week went bad. 先週買った野菜は腐った。
He went blind when he was seventeen. 彼は17歳の時に目が見えなくなった。
go out (with/of)
「~のそと」という意味を表す”out”と組み合わせることで「出かける、外出する」という意味を表すことができます。「~と出かける」という意味で用いたいときは、”go out”の後に”with + 人”を置けば大丈夫です。日本語で「~と遊びに行く」と言われる文は、大抵”go out with~”で表せます。
I’m going to go out with Sara on this weekend. 私は今週末サラと遊びに行く予定です。
“go out of~”とすることで、「~から出ていく」という意味を表すことができます。
She went out of the office an hour ago. 彼女は1時間前にオフィスから出ていきました。
また、”go out of~”のあとには抽象的な物事を置くこともできます。例えば、”go out of fashion”とすれば「はやり(fashion)の外へ出ていく」→「すたれる」という意味になります。
go into
「~の中へ」という意味の”into”と組み合わせることで、”go out of”と反対の意味である「~の中に入る」という意味を表します。
He went into the room. 彼はその部屋に入りました。
また”go into”の後には、場所を示す名詞だけが入るわけではありません。例えば、
We need to go into the issue. 我々はその問題を検討する必要がある。
というように抽象的な意味を表すことができます。
go up / go down
「上へ/下へ」を表す”up/down”と組み合わせることで、「上がる/下がる」という意味になります。なお、日本語の「上がる/下がる」と同じにように、物理的な現象を表すことにも、価格の上下など抽象的なことを表すことにも使えます。
Roller coasters go up and down repreatedly.
ジェットコースターは繰り返し上がったり下がったりする。
Gas prices are going up these days. 最近、ガソリンの価格が上がっている。
go (well) with
”go with~”「~と一緒に行く」という意味から「~に合う、似合う」という意味になります。ちなみに、”go”と”with”の間に”well(よい)”を入れてもほぼ同じ意味になります。
This shirt goes (well) with the pants. このシャツはそのズボンと合う。
“go”に広がる無限の可能性
今回は基本動詞”go”の使い方について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。これまで知らなかった使い方があった方は、ぜひ練習して使いこなせるようにしてみてください。基本動詞は使い方が多くて使いこなすことが難しいと思いますが、一度身につくとこれほど心強い味方はいません。
基本動詞が使えるようになると、英語で伝えられることがかなり増えますので、「どんどん英語を話したい!」という気持ちになり、勉強することがとても楽しくなります。英語を話せるようになりたいけど何から勉強していいのかわからないという方は、基本動詞の使い方から始めてみてはいかがでしょうか。
最後に、今回の記事では紹介しきれていない”go”の使い方もありますので、さらに高みを目指す方は手持ちの辞書やインターネットで”go”と引いてみて、いろんな例文にあたってみてください。それが手間だという方は、以下のような基本動詞の使い方に焦点を当てた書籍もありますので、試してみてください。以上、ありがとうございました。
|
コメント